離婚訴訟と離婚裁判

夫婦の仲が上手くいかなくなり、いくら話し合いをしても離婚に至らない場合、夫婦のどちらかが離婚の訴えを起こして裁判の判決によって離婚することを離婚裁判といいます。離婚協議で上手くいかなかった場合、離婚調停をするのですが、それでも上手くいかなかった場合は裁判になります。今まで離婚に至らなかった夫婦も裁判になれば必ず決着をつけることが出来ます。ただし、裁判するには、不倫やドメスティックバイオレンス、夫婦間の協力拒否など法的な原因がなければ離婚の訴えを起こすことは出来ません。
離婚訴訟では離婚そのものだけではなく、未成年の子どもが居る場合は離婚後の親権を定めるほか、財産分与や年金分割、子どもの養育費など、離婚と同時に決めたいことを申し立てることが出来ます。また、離婚に伴う慰謝料を求める訴訟を起こすことも出来ます。しかし、裁判は離婚調停とは異なり、裁判所や弁護士に対する費用がかかります。財産分与などの申し立てをするとさらに別の費用がかかります。裁判に勝っても弁護士費用は自己負担です。ある程度の貯蓄がなければ裁判は難しいでしょう。裁判では離婚出来なかった夫婦も必ず決着はつきますが、2年近くかかる場合もあります。金銭的にも精神的にも負担が大きいです。